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Talk Session

内定者アドバイザー制度

住友商事フィナンシャルマネジメント(以下、SFM)は、内定者が入社前にできるだけ疑問や不安を払しょくし、安心して会社の一員になれるように、2006年度から「内定者アドバイザー制度」を導入しています。
「内定者アドバイザー」は入社1年目の社員を中心に世代の近い若手社員が担います。内定者との食事会やメールでのやりとりを通じてコミュニケーションを取りながら、良好な関係を構築し、入社までの疑問や不安に対応していきます。

内定者✕内定者アドバイザー

皆さんの先輩にあたる内定者と、
すでに社会人として働いている入社1年目の若手社員。
彼らをつなぐのはSFMの「内定者アドバイザー制度」。
この制度を通して相互理解を深めている彼らは、
就職活動や仕事にどのようなことを感じているのでしょうか。
SFMの穏やかな社風を感じながら、ぜひお読みください。

Member

  • M.S

    M.S

    内定者アドバイザー
    経営学部出身
    2023年入社
    コーポレート経理部/
    アソシエイト職

  • S.T

    S.T

    内定者アドバイザー
    経済学部出身
    2023年入社
    メディア・生活関連経理部/
    アソシエイト職

  • M.K

    M.K

    内定者
    商学部
    アソシエイト職内定

  • S.H

    S.H

    内定者
    政治経済学部
    アソシエイト職内定

1 学生生活を振り返って

M.K

ちょうど大学に入学したタイミングでコロナ禍が始まったので、サークルに入るといったことは考えたことすらありませんでした。入学前の3月に学校から「簿記の勉強をしませんか」という案内が来たことをきっかけに、在学中に日商簿記1級まで取ろうと思い、資格の勉強に励んでいました。

私も1年次にはサークルを選ぶことすらできない状態でした。最初の2年間はほとんど「おうち時間」で、M.Kさんと同じく簿記の勉強やファイナンシャル・プランナーの勉強をしていましたね。あとは家の近所のお弁当屋さんで調理のアルバイトをしていたこともあって、ちょっと料理をしてみたり、という感じでした。

S.H
S.T

私はお二人より1学年上なので、1年生のときだけ準硬式野球部の活動に参加していました。2年次以降はお二人と同じように、「ずっと家にいるなら資格の勉強をしようかな」と簿記や情報系の資格の勉強をしたり、バッティングセンターで子どもにバッティングを教えるアルバイトをしたりしていました。

私は「大学では音楽をやってみよう」と軽音楽のサークルに入ってギターを弾いていたのですが、みんなと練習ができたのは1年生のときと、あと4年生になって活動が再開されてからでした。でも、そのときの仲間とはずっと仲が良くて、リモート授業の時期も励ましあって勉強をしていました。

M.S

2 就職活動はいかがでしたか?

M.K

就職活動では最初は幅広くいろいろな業界を見ようと考えていました。それでIT系の企業なども検討したのですが、大学時代に勉強した内容を活かしたいと思って最終的に会計系の企業を志望しました。

同じですね。私もIT系や化学系の企業を見たあとに大学のキャリアセンターからシェアードサービスという業種もあるよと紹介されて。会計事務所でアルバイトをしていたので専門性を活かしたいなと思い、途中から志望をそちらに絞りました。

M.S
S.T

私もM.Sさんと同じくキャリアセンターの紹介でシェアードサービスの存在を知りました。自分が何をやりたいんだろうと考えたときに、簿記の資格も取ったし、家計簿をつけたりしてお金の管理も好きという性格も考え、経理の仕事で力を発揮してみたいと考えました。

私の場合は金融メインで、最初は銀行やリース会社などを検討していました。3年生が終わる2月末にシェアードサービスやSFMの存在を知り、イベントなどには参加できませんでしたがすごく魅力を感じて、志望企業に加えました。

S.H
S.T

魅力という点では、面接などで時間をかけて細かく自分について知ろうとしてもらえたことも大きかったですね。

たしかに。面接に時間をかけてていねいに話を聞いてもらえましたし、その後の職場見学でも社員の方々の雰囲気がすごく良くて。

S.H
M.K

私も経理の会社ということで堅苦しいイメージを持っていましたが、面接を受けてみて穏やかな雰囲気だなあと強く感じていました。

皆さんと同じです。面接は本当に穏やかな雰囲気でしたね。それは入社後、実際に働いてからも印象は変わりません。

M.S

3 入社したあとの雰囲気は?

S.T

S.HさんとM.Kさんは、入社後の心配はありますか?

今はアドバイザーの皆さんとお話しさせてもらって不安もなくなりましたが、最初は「人事の方こそ良い雰囲気だけれど、実際に入ったらどうなのかな……?」という不安はありました。

S.H
M.K

私はその不安はあまりなかったのですが、自分から動いて質問しに行くのがあまり得意ではないので、コミュニケーション面ではどんな感じかなという不安が少しあります。

たしかに新しい環境に飛び込むのはちょっと怖いですよね。でも、先輩方は本当に誠実で話しかけやすいですし、こちらがつまずきそうなところを先回りしてヒントを与えてくれたり、導くように親切に教えてくれたりして、本当に印象通り穏やかで働きやすい会社だと思いますよ。

M.S
M.k

実際に働いている先輩の言葉なので、すごく安心感があります。

仕事面で先輩方と気軽に話すことができるのは心強いですね。

S.H
S.T

当社の場合は総合商社の経理が仕事ですから、仕事の領域は多岐にわたります。ただ、入社後は研修も充実していますし、自分の担当領域に関する業務知識もしっかり学べるので、進むべき道がはっきりしている感じがしますね。

S.Tさんの場合は不動産の、私の場合はITの業務知識がないと請求書の項目もわからないので、業務知識に関する勉強は必須です。自分で調べたり先輩に教えてもらったりして、提案力も磨かれてゆくので、成長が実感できます。

M.S

4 内定者アドバイザー制度の印象は?

S.H

ゼミの友人らの話によると、他社で内定期間中に先輩社員の方と食事に数回行けるといった例はまずないので、良い機会をいただけてありがたいです。

私も同じですね。何回も先輩社員の方と話をする機会をいただけるという話は聞きません。せいぜい座談会が一度あったとかその程度なので、SFMにこの制度があってすごく心強いです。

M.K
S.T

今年、アドバイザー側の立場になって、自分が昨年内定者だった頃に聞きたかったことをしっかり伝えようと意識しています。自分自身「聞いてもいいのかなあ」という質問もあったので、尋ねられなくても、そういったことに答えてあげられたらいいなと思っています。

私も自分は何を質問したかったのか振り返りながら、内定者の皆さんとお話しするようにしています。皆さん、基本的なことは面接で質問してきていると思うので、聞きづらそうなことなどにしっかり答えてあげられたらうれしいですね。

M.S
S.H

給与面のことやお休みのことなどは聞きにくいなと思うのですが、「質問しても大丈夫だよ」といった言葉とともに気軽に答えてもらえてありがたいです。

食事会も私たちと年齢が近いアドバイザーの先輩方だけなので、本当に気さくにお話しできますし、きっと入社後にスムーズに会社に溶け込むきっかけにもなると感じています。

M.K

5 将来のイメージは?

M.s

先輩といっても私もまだ1年目なので、まずは自分の考えで問い合わせに対応できるような力をしっかり身につけたいと思っています。

やはりまず知識を蓄えたいですね。先輩を見ていると、知識の引き出しがとても豊富なので、まずはそういうレベルに追いつきたいと思います。

S.T
M.K

私はまだ入社前で仕事がどんな感じかもわかりませんが、アソシエイト職として働いていくので求められる専門性をしっかり身につけたいですね。

私もなかなか想像がつきませんが、多くの経験をして専門知識を身につけていきたいと思います。その先は……S.Tさんは具体的な理想像などはお持ちですか?

S.H
S.T

そうですね、対外的な説得力を高めていきたいですね。営業担当者との打ち合わせで用意する資料や話す内容などで、「S.Tだからこういう視点で語り、これだけの説得力があるんだな」と思われる型を身につけられればいいなって思っています。

うん。今は先輩の姿をすごいなと思って見ることが多いけれど、いずれは自分も会議ですらすらと発言ができたり、価値のある提案やアドバイスができたりと、上司や先輩方のように的確かつ迅速に対応できるように、積極的に吸収していきたいですね。

M.S
M.K

そういうお話を聞くと、私もチームを支えられる人材を目指そうという気持ちがより強くなります!

そうですね。何かのスペシャリストとして、周囲から頼りにされる存在を目指したいと思います!

S.H

6 就職活動に臨む後輩へ

M.s

就職活動では不安や焦りを感じることもあると思います。けれど、それは誰しもが感じることですので、一人で悩みを抱え込まずに周りにたくさん相談してください。私も人に頼ることでやりたいことを見つけられたので。

就職活動を成功させるポイントは早く動き出すことだと思います。時間をかけて自己分析をして、「自分がやりたい仕事」と「自分に向いている仕事」の両方を把握するとよいと思います。自分の場合は、エントリーシートを出す頃になって自己分析が足りなかったなと後悔してしまったので。

S.T
M.K

就職活動の初期は業界を絞らない方がよいのかなと思います。いろいろな企業の説明会やインターンシップに参加して、多くの仕事や人に出会うことでやりたいことが見つかったり、意識が変わっていったりするので。出会いを大切にして、後悔しない就職活動をしてもらいたいです。

就職活動は自分を見つめなおして、あらためて将来について考える良い機会です。私も就職活動を通じて自分の強み・弱みを知って、考え方の変化を実感することができました。皆さんが一人の人間として成長できるような経験に出会えるよう応援しています。

S.H