住友商事フィナンシャルマネジメント株式会社住友商事フィナンシャルマネジメント株式会社

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2022年4月、住友商事フィナンシャルマネジメント(以下、SFM)へ新しい仲間が加わります。
皆さんの先輩にあたる彼らが就職活動を振り返り、どんなことを考え、悩み、そしてSFMにどんな魅力を感じたのかを話してくれました。
さまざまなテーマに及んだ先輩たちのお話。ぜひ就職活動のヒントにしてください。

  • E.N

    商学部

    E.N
  • N.K

    経済学部

    N.K
  • N.O

    経済学部

    N.O
  • N.A

    法学部

    N.A
住友商事フィナンシャルマネジメント株式会社

就職活動を振り返って

中学生の頃、習っていた家庭教師の先生が公認会計士試験に合格して、そこから会計学に興味を持っていました。でも、就職活動ではなかなかスタートのきっかけがつかめなくて……友達が急に就活の話をし出して、焦ったのを覚えています。

私の場合は3年生の秋ぐらいから就活を始めていったのですが、この仕事がしたいというのがなかなか絞れなかったですね。それでまずは、自分の長所と短所をしっかり把握して、それから会社探しをしたらいいのかなと考えていました。

私が就職活動を意識したのは、2年生の3月から3年生になる頃でしたね。その頃、アパレルのショップでアルバイトしていたのですが、コロナウイルスの影響でシフトに入れなくなってしまって。それで新しく長期に社会勉強ができるところで働いてみようと思い、税理士事務所で長期インターンを始めたんです。そこでやりがいを感じたので、就職先も会計・経理の業界がいいなと思い始めました。

私が就活を始めたのはそこまで早くはなく、3年生の6月頃の就職ナビサイトのオープンがきっかけでしたね。学校のキャリアセンターが開催する自己分析に関するセミナーに参加したり、業界・職種の研究を始めたりと、最初は就活の手順をしっかり確認して不安をなくそうと思っていました。

やっぱり就活をしていると不安になりますよね。私の場合は、しっかりした情報を収集するために就活本を読んで不安をなくそうと思いました。

私も慎重な性格なので、N.Oさん・E.Nさんと同じくまずは手順を踏んで、しっかり自己分析をしてから企業探しをしようと思っていました。

SFMを志望したきっかけは?

税理士事務所でのインターンを経験してみて税理士の仕事もいいなと感じたのですが、税理士はクライアントと1対1で向き合う仕事ですので……。私はハンドボール部のマネージャーをしていたこともあり、もっとチームで仕事がしたいなと感じていたんです。それでいろいろ業界研究をしていく中でシェアードサービスに絞っていって、SFMの2月の1Day仕事研究に参加して…という感じでした。

私は3年生の11〜12月になっても志望企業が全然絞れなかったんです。いろいろな業界や企業を見ていたのですが、どこも「合わないかも」と感じてしまっていました。経理の仕事に興味はあったのですが、興味を持った会社で新卒を募集しているところが全然なくて。そこで、就職サイトのこだわり検索機能で、ここまで条件を指定したらどこもヒットしないだろうと思うぐらい希望する条件を入力して検索してみたら、SFMがヒットしたんです(笑)。「これは…!」と思い、SFMの1Day仕事研究に応募しました。

そう、経理職で新卒を募集しているところって少ないんですよね。私も会計・経理の仕事がしたかったので、そういう仕事ができる会社という軸で企業探しをして、SFMを見つけることができました。

私は、税務署の確定申告のサポートのアルバイトがきっかけになりました。そこで経理に興味が湧いて、法学部だったので他学部の講義も受けてみたりするうちに、経理・会計に携わる仕事がしたいなと思うようになりました。その中でSFMに特に魅力を感じた理由の一つは、「人間尊重を基本とし、信用を重んじ確実を旨とする」という住友商事グループの経営理念でした。このような経営理念の下でなら、自分の慎重な性格を活かしながら、専門性を高めていけるかなと感じたからです。

就活時のSFMの印象はどうでしたか?

商社のシェアードサービスをやっている会社は他にもありますが、SFMは親会社の雰囲気が堅実・真面目な印象で、N.Aさんと同じくそのような社風に私も魅力を感じました。それから、会計大学院への派遣までカバーした研修制度や面接の雰囲気も魅力的で印象に残っています。

説明会や面接でお会いする社員の方々の雰囲気が和やかで、私に合っているかもと思いました。

私も会社の雰囲気に魅力を感じました。就活中に社員の方との座談会にも参加したのですが、複数の社員の方から仕事内容や女性の働き方についての話を聞けて参考になった上、こちらから質問をすると単に一般的な回答をするだけではなく、「N.Kさんだと、こうじゃない?」と私個人への答えということも踏まえて話してくださって、すごく良い雰囲気の会社だなあって。

面接でも一次、二次で話したことをちゃんと覚えてくださってるんですよね。エントリーシートに書いてあるようなことだけが引き継がれるのではなくて、雑談っぽく話したことも記録しておいてくださって。私は「ストレスが溜まったら、お皿を全部洗ってすっきりします」って何気なく話したら、最終面接で「N.Oさんは、お皿洗いが好きなんだって?」って(笑)。

自分をちゃんと見てくれているっていう安心感がありましたね。内定をいただいた際にも「N.Aさんはしっかり自分のことが話せていましたよ」っていうフィードバックをくださったのがうれしかったです。

入社後に向けて考えていることは?

私はスタッフ職として入社するのですが、自分の性格からするとまずはじっくり環境になじんでいって、力を蓄えてから行動を広げていきたいなと考えています。そういう点で、SFMには職掌転換制度があって、働きながらキャリアを広げられる可能性があるので、自分に向いていると感じます。

私も同じくスタッフ職での入社になりますが、女性としてライフイベントに合わせながら働き方を選択していけるし、そういう経験をされている先輩が大勢いらっしゃるのが心強いです。

その時々の自分に見合った仕事をしていければ良いですよね。私はアソシエイト職での入社になるので、もしかしたら求められることも多いのかなと思いますが、まずは求められるものに応える仕事ができるように頑張りたいと思います。

私もE.Nさんと同じくアソシエイト職でのスタートになりますが、しっかり周囲のレベルに追いついていきたいです。そのためには、わからないことがあれば素直に先輩方に尋ねたりアドバイスを求めたりして、誠実な仕事を心がけていこうと考えています。

きっと誠実な姿勢って大切ですよね。私は法学部出身ということでまったく新しい世界に入っていくことになるし、学ぶ姿勢を大切にして社内外から信頼されるようになりたいですね。今はまず簿記3級の勉強中ですが、理解できる範囲がどんどん広がっていって楽しく勉強できています。

私は簿記の資格はすでに持っていますが、英語が苦手で。きっと入社後に使う機会もあると思うので、今、一生懸命勉強しています。

私は簿記2級の勉強中です。税理士事務所でのインターン経験と資格試験の勉強が重なり合って、見える世界が広がっているような感覚がありますね。

私もE.Nさんと同じく英語の勉強をしています。あとは大学で経営学や財務系の科目を履修したり、ゼミに参加したりしながら、会計の知識を深めておこうと思って勉強しています。

将来はどのようにイメージしていますか?

あまり遠い将来のことは考えられないのですが、これまで簿記を座学で勉強してきたので、実際の業務を通じて実務知識を深めていって、その先にはどんな質問でも答えられる「経理のSiri」のようなスペシャリストになりたいなって思っています。

将来は経理のプロになって、コンサルティングを通じて住友商事の事業を成長に導くような仕事がしたいです。経理の仕事というと一人で淡々とこなすイメージがあるけれど、SFMではそれだけではなく、チームの一員としてダイナミックなプロジェクトに参画できるイメージがあります。商社ビジネスにも関心があるので、経理の仕事を通じて商社ビジネスのダイナミズムを肌で感じられたらいいなと思います。

きっと仕事はチームで動くものになると思うので、チームを支えられる人になれたらいいですね。学生時代もバドミントン部の部長として、メンバーの特徴を活かしながら部をマネジメントしていたので、会計知識だけではなくチームマネジメントでも貢献できるようになりたいなと考えています。

私も皆さんと同じように、やりがいのある仕事を通じて会社に貢献していきたいと思っているのですが、それに加えて、私たちが選考時に感じたSFMに対する良い印象を継承していきたいです。後輩の皆さんが見て、ああいう人がいる会社に入りたいと感じてくれるような人になりたいと思っています。

就職活動へ向かう後輩への
アドバイスをお願いします

就職活動は大変だと思いますが、しっかりと自己分析をすることが大事だと思います。自分の長所を見出すことだけではなくて、短所を受け止めることによっても、私は自信を持てるようになりました。そうすると、だんだん自分に合う会社もわかってくるので。自分自信を客観視するのは時間もかかるし大変だけれど、それができるようになれば、視野も広がるし、きっと就活だけではなく今後の人生の糧になってくれるはずです。

就職活動では人と人、人と会社のかけがいのない出会いがあるので、そのワクワク感を楽しんでください。そして会社選びでは、いろいろな会社を見て、自分が働く姿をリアルに想像できる会社を選ぶことが大事だと思います。面接でも緊張はすると思いますが、相手の話を聞いて働きたいと思えるか、自分が働いている姿を想像できるかが大切です。私の場合、SFMの面接は、そういう意味でしっかり対話できて、ここで働きたいと感じることができました。

私もたくさん企業を見てきましたが、自己分析が苦手だったので、ずっと「本当にこれでいいのかな?」と悩んでいた気がします。それでも企業をたくさん見ることで、もし嫌な体験をすれば、「何が嫌だったのか」「なぜこの会社は合わないと感じるのか」を考えるチャンスになります。私はそういう感想をExcelのシートにまとめていって、あとで振り返りながら、自分に合う会社を探していく中でSFMに出会うことができました。

就活は不安との戦いになるので、落ち着いて行動するために心がけた方が良いと思うことが二つあります。一つは、情報におぼれないこと。今はインターネット上で就活する時代ですが、インターネットは情報の洪水なので、見すぎると情報におぼれてどんどん不安になってしまいます。なので、インターネット以外から得られることも大切にしてほしいです。もう一つは、先延ばしにしないということ。私は友達の姿を見て焦ってしまって、どんどん不安になっていきました。やるべきことを先延ばしにすればするほど不安は増していくので、何でもいいので、まずできることから始めてみるのも大事だと思います。後輩の皆さんが良い会社に出会えるように願っています。