Interview 社員インタビュー

経理の真の責務が見える。
ルールの背後にある、
「なぜ」を問い続ける。
06
単体経理第二部
2021年入社 プロフェッショナル
経済学部出身
K.T
Q1. SFMを選んだ理由は?
学生時代に会計や簿記論の授業を受け、会計の奥深さや簿記の面白さを知りました。
就職活動の際、当社を知るにつれ、様々なビジネスをしている会社の経理を担当することは楽しそうだと感じ応募しました。必ず経理職に就けるということも魅力の一つでした。
また、面接には採用担当の方だけではなく経理の方もいましたが、どの方も人柄がよく、働きやすそうな環境であると想像ができたため入社を決めました。
Q2. 入社後の印象を教えてください。
面接で感じた通り、実際に人柄の良い方ばかりで、担当外の質問にも快く対応してくれます。
また、経理というと、マウスとキーボードの音が響くオフィスを想像していましたが、頻繁に会話のあるオフィスだったことはいい意味で驚きました。
業務に関しては、簿記の知識があれば務まると思っていましたが、実際には総合商社の経理には貿易や国際税務など、広範囲な知識が必要であることを実感しました。数字の計算が主な仕事というイメージも覆りましたね(笑)



Q3. 現在の仕事について教えてください。
住友商事単体が行うビジネスの経理業務を担う、単体経理第二部に所属し、
主に【営業部からの対応】と【監査対応】をしています。
営業部からの対応では、
「こういうビジネスを始めたいが、会計税務面で気になることはあるか」というように、広く聞かれることもあります。その際、会計税務のみならず貿易や法務など幅広い分野への理解が無ければ回答できないことも多数あります。そもそもある程度の周辺知識がないと話についていけないので、結果として会計税務以外の分野も学べると感じています。
多少範囲外の質問が含まれていたとしてもなるべく丁寧に、できる限りのことは回答することで、わからないことがあれば彼に聞けばよい、と頼りにされるように心がけています。
監査対応では、監査法人からの質問対応や、依頼された資料の作成提出など行います。昨年同期比でなぜこのように変動しているのかなど、ビジネスをよく理解していないと対応できない質問も多く、営業との密なコミュニケーションが大切だと実感する場面でもあります。

What’s Your Curiosity?
What’s Your Curiosity?
Q4. あなたの探究心とは?
根底にある背景を探ることです。
会計税務ともに、
あまりにも膨大で、すべてを把握することは困難です。一つ一つ丁寧に、なぜそういう決まりなのか、なぜこの方法を採っているのかを探ると納得のいく背景が見つかり、徐々に会計税務的な考え方が身につきました。会計税務は日々アップデートされていくため、常に自分から情報を取りに行く姿勢が必要です。また、どうしたらもっと営業の役に立てるかを探求することで、より仕事が楽しくなりました!


Q5. 仕事で成長のきっかけになった出来事はありますか?
入社1年目に、指導員から「営業にダメ出しをするだけなら経理の仕事は簡単だが、大切なのはダメである背景を伝えて、解決策を提案すること」と教わりました。「そういうルールなので」と簡単に回答できるケースは実際よくあるのですが、そこからは、なぜそのルールがあるのかという背景を深く理解したうえで説明して、相手に納得してもらうことを心がけていますね。また問題を解決して案件を前に進めるための方法を提案することで、営業の方々の力になれるよう努めています。その結果、何事もより深く考える習慣がついたので、成長に繋がったと感じますね。最近は担当範囲が広がり、取りまとめの役割も増えましたが、上司の期待に応えたいという思いも成長の原動力となっています。
Q6. SFMで働く魅力とは?
営業と一緒にビジネスを進めているという「手触り感」です。
一般的な経理業務受託会社の場合、相手は「お客様」であり、業務内容に口出しすることは難しいかもしれません。一方SFMでは、住友商事の営業に対して業務プロセスの改善をすることもあれば、案件の詳細も遠慮なく深掘りできます(営業とはフロアも行き来しやすく、物理的にも心理的にも距離が近いです)。
また多様なビジネスを展開する総合商社において、必要な知識は担当の営業によって異なり、ローテーションもあるため、飽きはこないと思っています。ニュースで自分の担当する営業部が取り上げられることもあり、総合商社の影響力を感じながら社会とつながっていると実感できるのが面白いですね。
ある1日の仕事の流れ
09:00
出社
少し早めに出社。静かなオフィスで集中して、まずはメールや一日のスケジュールを確認します。
10:00
営業からの問い合わせ対応
営業からの問い合わせメールに対応。チャットや通話で補足することも多いです。
11:00
ライン会議
担当する営業毎に設定されている経理ラインにて、To Doリストや、注意すべき会計処理について確認します。
12:00
昼食
オフィスのオープンスペースにて、買ってきたお弁当を広げます。世間話に花を咲かせます。
13:00
伝票などの点検
フィナンシャルエキスパート業務の二次点検もあれば、プロフェッショナル職のみが点検する項目もあります。
14:00
営業との打ち合わせ
新規ビジネスを進めるうえで、税務/会計面で注意すべき点の相談を受けます。
その場で回答できない際は、一旦持ち帰って調べる、似た案件を持っている経理担当者へ相談する、などして解決します。
15:00
取り纏め業務
ほとんどの業務に取り纏め担当が置かれており、業務効率化を図り、全体の進捗を一元管理しています。
もっと効率的でミスの発生しない業務フローにできないか、などを検討しています。
16:00
監査法人からの質問への対応
会計監査についても、基本的にSFMにて対応します。
16:30
営業からの問い合わせ対応
17:00
新人との夕会
週に2回、私が指導を担当する新人とのコミュニケーションの場として、夕会というものをセットしています。
17:45
退社
帰宅ラッシュに巻き込まれないよう、なるべく定時で帰るようにしています。
休日の過ごし方

海外ドラマを観たり、趣味のF1観戦で現地に行ったり、旅行先でカメラを楽しんだり、好きなことに時間を費やせています。
社内では、男性同期と仲がよく、私の家で一緒に料理をしたこともあります。肉じゃがの作り方を指導しました(笑)